2007.05.09.Wed / 19:30 
2週間もゲンさん(「解体屋(こわしや)ゲン」)感想が止まってしまっていますが、これ以上自分の気持ちを偽る事が出来ないので正直に言います。

滞っている第221話「四つ葉のクローバー」第222話「勇気と決断」の感想の執筆と発表は、しばらくの間凍結させて下さい。

こうしてこのブログに感想専用カテゴリを作ったり、本サイトにデータベースのコンテンツを作ったりして、「我こそは日本一のゲンさんファン」のような顔をして今まで感想や作品データベースをアップしていますが、この2話(第221・222話)を読んでいて、「自分が『解体屋(こわしや)ゲン』という作品に求めているのはこんな温い『ちょっといい話』程度のエピソードじゃないんだ!」という苛立ちのようなものを感じて、どうしても感想を書く手が止まってしまうのです(これが一読者でしかない自分の我侭である事は十二分に承知しています)。

確かに、この2話とも、人情物としてはいいエピソードだと思います。でも、こういったストーリーだったら、別に主人公が(爆破解体を得意とする)解体屋である必然が感じられません(第221話は、慶子さんを中心とする新事業部の話だという事を考慮に入れても不満が残った)。

しかも、第222話最終ページに掲載されている次回の予告煽りで「鉄太が生まれてから以前ほど爆破解体に積極的でなくなったゲン」という記述があり、もしかしたらこのままゲンさんは、天職であるが危険を伴う仕事である爆破解体から遠ざかり、家族の為に守りの姿勢に入ってしまうのでは、と不安で仕方ないのです(五友爆破という会社としては、新事業部を設立するなど攻めの姿勢に入っているが、朝倉巌という一人の解体屋そして爆破解体技師として考えると、どうしても守りの姿勢へと後退して行くように見える)。

予告煽りの続きでは、そんなゲンさんに対して「いらだちを隠せない」男の存在がほのめかされているが(多分、ゲンさんの爆破解体技師としての技量を認めている、ダイナメンション・インクのジョージ富田だろう)、もし次回のストーリーでゲンさんが、その相手に対して爆破解体に対して否定的な事を言ったりしたら…………と思うと気が気じゃありません(いくら何でもそんな極端な事はないと思うが)。

私がこの作品に求めているのは、ゲンさんを初めとする五友爆破の面々が、仕事上の困難や降り掛かったピンチを、彼等自身の持つ技術や才覚によって痛快に脱して行くまでの過程と、その中でのゲンさん達らしい人情であり、ストーリー上そのどちらが軽んじられても、私にとっては不満なのです。そして、これらを描く上で、ゲンさんの持つ爆破解体を中心とした技術が重要な筈です。

とにかく、主人公が爆破解体技師である必然がない温い人情ストーリーを立て続けに発表するのは止して欲しかったです。このままでは「ダイナマイト爆裂連載」というキャッチフレーズが泣きますよ。

明後日発売の号に掲載される第223話の展開によっては、しばらく「解体屋(こわしや)ゲン」という作品から距離を置く事も考えています(誤解しないで下さい。ファンを辞めるとかそんな極端な事ではなく、作品の購読やデータベースの更新、そして「『解体屋(こわしや)ゲン』全話読破プロジェクト」は続けるけど、今までのように最新エピソードの感想を熱心にアップしなくなるかもしれないという意味です)。

そういう訳なので、自分の中の「解体屋(こわしや)ゲン」という作品を読んでいつも感じていた情熱の炎(大げさでゴメン)が弱くなってしまっている現在、自分を誤魔化した「ファンのお手本みたいな感想文」は書きたくないと思ったのです。

今はただ、明後日の第223話を読んだ後に、「一昨日の自分ってば何恥ずかしい小理屈こねてたんだろ。やっぱりゲンさんはゲンさんだったじゃないの」と笑いながら発売日当日にノリノリの感想が書ける事を祈りたいです。

ホントお願いします、
星野茂樹先生(ストーリー担当)。


そして、私が「解体屋(こわしや)ゲン」という作品に対して最近感じている危惧が全くの杞憂であり、この作品の根幹は全く揺るいでいないと感じた時、改めてこの2話(第221・222話)を読み直し、素直に感じた想いを感想としてアップする事を約束します。

それでは、今夜はこの辺で失礼します。
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プロフィール

須藤泰昭(すどやん)

Author:須藤泰昭(すどやん)
岐阜県西濃地方在住。
1970年生まれ。
趣味・テレビ番組の録画
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飼い猫の「わく」ちゃんです。
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