2007.06.25.Mon / 21:49 
先月に5冊分の落札した未購入の「週漫」が届いたのに、なかなか報告記事が書けず、新しく落札した1冊を含めた計6冊を、今回の「『解体屋(こわしや)ゲン』全話読破プロジェクト」ヤフオクルートとして報告いたします。

最初にゲンさん(「解体屋(こわしや)ゲン」)について触れた記事で(追記した時点で記事の日時が変わってしまったけど、最初にアップした日時は2006年6月11日)、「昨日コンビニで『週刊漫画TIMES』の最新号を立ち読みしたり(次号はこの作品のパチンコ化記念特集なので買わなくちゃ)」と書いた号(2006年6月23日号)が、ようやく先月の落札分で入手出来ました。
この号は、ゲンさんよりも(いや、ゲンさんも楽しみだが)、短期集中連載として始まった「女王の部屋」という作品の第1回目が読めるという事が一番の楽しみでした(こちらの記事で、「返すがえすも第1話を読んでないのが悔しい(前々号はゲンさんしか立ち読みしてないから)」と書いた作品)。

それでは、今回の報告分6話分の短評をどうぞ(いつもの感想のように「▽Open more.」を開いて下さい)。
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↑こちらが先月の落札分です(今頃気付いたが、この写真に写っている「週漫」は1冊足りなかった……)。
↓そしてこちらが今日届いた最新の落札分です。
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第167話「ゲンの思いやり」(2006年4月7日号)
慶子さんに招かれた光・有華・秀美の三人が、タイトル通り、ゲンさんの思いやりと夫婦愛に感動するエピソード。

見た目は決して綺麗とは言いがたい(失礼)朝倉夫婦の住むアパートが、実はゲンさんの手による改装で見た目とは違う住み良いものになっている事に感心すると同時に、予算切れの為に「やるだけのことはやっておいた」防犯の仕掛けに笑わされました(浴室の窓の部分に、「トムとジェリー」に出て来るようなネズミ捕りを仕掛け、地面には剣山を置いてある。ちなみに覗きをしようとしたゴンが両方の仕掛けに引っかかり退散した)。

それにしても、いつも疑問に思うのだが、このアパートには朝倉家以外の住人はいないのかな?(もしかしたら、まだ未読のエピソードに、それについての答えが描かれているかもしれないけど)

第169話「温泉騒動(後編)」(4月21日号)
不運続きの居酒屋の社長(養鶏場も経営していたが鶏インフルエンザの為に廃業)の為に、温泉の掘削による新たな事業での再起を手助けするエピソード。

温泉を掘り当てたおかげで、ゲンさんが提案していた新たな事業は動き始めるようだが、事業の為に温泉と土地の権利は人手に渡り、社長は再開発されたスーパー銭湯の施設の一部を借りる形として事業を継続する事になる、というくだりを読んだ時、ゲンさんも言っている現実の厳しさを感じたが、それでも倒産するよりはましなのだ、と思い直した。

ちなみに、ゲンさんが期待していた養鶏場の爆破解体は、建物の移築を申し出た別の養鶏業者が現れた事により、残念ながら出来なくなりました。

第170話「顔役(前編)」(4月28日号)
養鶏場の解体の人手が足りない為、ゲンさんはゴンを通じて解体職人を臨時に雇い、現場をヒデと光に任せたが、何と奴等は悪質な建設ゴロで、ヒデと光を騙し、法外な手当を要求したのだった……(次号に続く)

この回の冒頭に、ヒデと光の二人と、行きつけの蕎麦屋の主人とのやり取りがあるが、それが後編の意外な展開(いや、バレバレ?)に繋がって行きます。
それにしても、この頃のゴンってゲンさんの味方なのか敵なのか分からないようなキャラクターですね(本人に悪気はないのかもしれないけど、結果的にゲンさんに迷惑を掛けるパターン)。

まだゴン登場エピソードは未読のものが多いので(石井さだよし先生の公式サイトにあるゲンさんあらすじ紹介によると、初登場は第100話らしいですね。早く複写請求して読みたいなぁ)、これ以前のエピソード(現時点で私が読んだゴン登場の一番古いエピソードは第139話「作業環境」)のゴンも、やっぱり迷惑キャラなんでしょうかね。

第171話「顔役(後編)」(5月5日号)
不当な要求をした建設ゴロの連中を追い払ったゲンさんだが、奴等が兄貴分のヤクザどもを連れて戻って来た為、仕事に支障を来たすと考えたゲンさんは、ロクさんを通じて、この土地の顔役に仲介を頼む。

前編の紹介でピンと来た方がいると思いますが、顔役の正体は、ヒデと光の行きつけの蕎麦屋の主人でした(やっぱり!)。
人のいい蕎麦屋の主人が、怖いヤクザ(かつての子分?)を一睨みで平伏させるくだりは、良くあるパターンかもしれないが見ていて気分がすっきりしました。

それにしても、建設ゴロの連中がヤクザとつるんでゲンさん達を脅した理由が、「いつも賃金をピンハネして、怪我をしても見て見ぬふりの建設会社に腹が立ったから、同級生のヤクザに相談して建設会社の連中から金を巻き上げる事にした(大意)」というのには、理由に同情の点はあるが、金を巻き上げる相手が零細企業(失礼)の五友爆破である時点で、弱い者が更に弱い者を叩くような遣り口に、全く呆れてしまった(元請けの建設会社に乗り込むくらいの気概はないのかよ!)。

ちなみに、この回で一番気に入ったのは、ヤクザが突きつけた建設ゴロの診断書(前日、奴等を威嚇する為にゲンさんがハンマーで砕いたコンクリートの細かい破片が腕に当たった)を奪い取ったゲンさんが、それをムシャムシャと喰って「あれ…? おかしいな なくなっちまったぞ…?」という場面で、「『なくなっちまった』って、オメーが喰ったんだろがっ!!」と内心突っ込んでしまいました。

第176話「本当のゆとり」(6月9日号)
郊外に住む、住みづらくなった庭付きの一戸建てを手放そうとしている老夫婦と、都心のマンションに住み、いたずら盛りの子供に手を焼いている、慶子さんの高校時代の同級生夫婦が、慶子さんの提案により、互いの住居を交換するというエピソード。

これが本日届いたばかりの新たなヤフオク落札による「週漫」掲載のエピソードです。
この間の記事以来、Yahoo!アラートは当てにならないと思い、週に2、3回Firefox2のツールバーから「週刊漫画TIMES」のキーワードで検索して未購入の「週漫」を検索していたが、こちらはYahoo!アラートのSearch termsの「解体屋ゲン」で引っ掛かったおかげで入札出来ました(オークションのタイトルには「週刊漫画」としか記載されておらず、「週刊漫画TIMES」では検索に引っ掛からない)。
やっぱり、Yahoo!アラートもおろそかにしてはいけませんね(ちなみにこの件以来、Firefox2での検索は「週刊漫画TIMES」「週刊漫画」の2つで行っています)。

それと先日、石井先生の公式サイトのゲンさんあらすじ紹介ページにある扉絵画像で知ったのだが、ずっと第177話「ヒデの鉄球解体」の扉ページが初出だと思っていたゲンさんパチンコ化の速報が、それ以前に行われていたのを知って驚きました(実際は175話の扉ページが初出で、今号にも掲載)。
まだ本サイトにあるゲンさんデータベース「五友爆破株式会社 活動記録集」の記述を訂正していないので、この記事をアップしたら訂正するつもりです。

第178話「トラックドライバー・光」(6月23日号)
貨物輸送のバイトをしている光が、仕事先で知り合ったシングルマザーの同業者が困っているのを見かねて、現場主任昇格の話を棒に振って、彼女の代わりに仕事をするエピソード。

上にも書いた通り、これがパチンコ化以降に初めて読んだゲンさんのエピソードです(この記事この記事で触れたが、2004年の春に一度だけゲンさんを立ち読みしている)。
最初に読んだこの話はゲンさんメインのエピソードでなかったので、残念ながらこの時は「週漫」を買いませんでしたが、改めて読んでみると、結構いいエピソードですね。

ちなみに(何か今回この言い廻しが多いな)、このエピソードの終盤で、理由を言わずに現場放棄して仕事を休むと言い出した光に、ゲンさんが「これから一年間事務所の便所そうじだ」と言っていたけど、ゲンさんは甘いのか忘れっぽいのか、まだ1年経っていない第206話「男の復権」では、ヒデとゲンさんがトイレ掃除をしていましたね。

これで2006年前半の「週漫」のうち、まだ入手していないのは5冊です(1月が2冊、2・5・6月が各1冊)。
国立国会図書館の複写請求ルート(現在、第93話まで完了)が終わるまでには、何とかこれらと2005年12月分(この記事この記事で紹介した号の続き)の「週漫」が入手出来るように祈っています。

それでは、次回の「『解体屋(こわしや)ゲン』全話読破プロジェクト」成果報告をお楽しみに(次回は、先日の国立国会図書館閲覧ルートの報告です)。
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プロフィール

須藤泰昭(すどやん)

Author:須藤泰昭(すどやん)
岐阜県西濃地方在住。
1970年生まれ。
趣味・テレビ番組の録画
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飼い猫の「わく」ちゃんです。
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