2007.08.10.Fri / 19:38 
今回のタイトルを見て「何事!?」と思った方も多いと思いますが、何と、今回のゲンさん(「解体屋(こわしや)ゲン」)に、WILLCOMが誇るスマートフォン、アドエスこと「Advanced/W-ZERO3[es]」を元にした端末が登場しているのです!!(下のSA写真を参照のこと)

070810_1815.jpg

ずっと昔の記事「しっかり者の慶子さんには、仕事の連絡用の携帯電話はWILLCOMの定額プランを選んで欲しかったな(話の舞台は東京だからエリアもばっちりだろうし)」と書いた事があったのだが、こんな形で実現するとは思いませんでした(作中には「W-ZERO3[es]」とか「WILLCOM」の名称は出ないが、端末の形状がほぼアドエスで、通話定額にも触れている)。

これで晴れて五友爆破株式会社もWILLCOMユーザーですか。
何か親近感を覚えるなぁ。

そんな気分のいい状態で、今週もゲンさん感想とまいりましょうか。
それでは、いつも通り「▽Open more.」を開いて下さい(「五友爆破・アドエス導入記念」としてゲンさんがアドエスを使っているイラストでも描きたかったけど、時間も気力もないので結局断念しました……)。

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『解体屋ゲン』
第236話「わかってないなァ」
(ストーリー)

ある工事現場で、進行状況をデジカメで撮影しているゲンさんは、遠景の撮影をしようと後退した際、アスファルトの段差に足を取られて尻餅をついた拍子にデジカメを放り出して壊してしまう。

別の現場の事務所では、手書きによる書類の作成を面倒がるヒデに呆れながらも彼の言い分にも一理ある、と感じた光が、明日にでも慶子さんにその件について話してみる、と言う。

翌日、五友爆破の事務所では、ゲンさん達の吸う煙草の煙が気になる有華が、慶子さんに事務所を禁煙にしたらどうか、と言うが、慶子さん自身はその意見に賛成だが、事務所への来客にまで禁煙を頼む訳にも行かないので、その件についての結論は出なかった。

そんな折り、ダイナメンションから入金された先日の爆破解体の経費が、五友爆破の請求額に100万円上乗せされている事が分かり、慶子さんは、臨時収入となった100万円を有意義に使おうと、それを備品購入に充てる事を決める。

そして慶子さんは、ゲンさんが壊したデジカメ、ヒデや光の書類作成の為のノートパソコン、事務所内の分煙の為の装置のカタログをいくつか選んで事務所に帰ったが、彼女が選んだカタログのデジカメは、ゲンさんが欲しがっている物とは違う小型・薄型の物だし、書類作成の為にと思って与えようと思ったノートパソコンは、現場での破損・紛失・盗難を危惧するヒデと光から色よい反応がなく、事務所に設置しようとした分煙テーブルは、ゲンさんによって、この事務所での設置は無意味だと指摘されてしまい、良かれと思った事が全て裏目に出て、慶子さんはすっかり落ち込んでしまう。

自信をなくしてしまった慶子さんは、ロクさん夫婦の前で、自分の至らなさと、現場に出ていない自分と職人であるゲンさん達との間に距離を感じた寂しさを打ち明けるが、それを聴いていたロクさんは、慶子さんも立派な職人だ、とミチさんと共に励まし、ようやく自信を取り戻した彼女は、もう一度備品の選定を見直す。

そして後日、慶子さんは、現場での使用に最適な頑丈なデジカメと、それまでの業務連絡用の携帯電話端末に替わる、書類の作成や閲覧に最適なスマートフォンタイプの携帯端末を購入してゲンさん達に与え、閉店した焼肉店から無料で払い下げてもらった換気ダクトを、事務所の分煙の為にゲンさんとヒデの二人に取り付けてもらう。

換気ダクトを取り付け終えたゲンさんは、備品の購入が思ったより安く済んだ事を慶子さんに確認すると、彼女にある提案をする。

そしてまた後日、朝倉家と秀美を含めた五友爆破若手社員一同は、今年初めてのバカンスを楽しむ為に海へと繰り出し、生まれて初めて海を見た鉄太くんも、眼の前に広がる海原に感動しているようで、ゲンさんと慶子さんもその様子に満足している。


(感想)
最初に読んだ時には、作中にアドエス(を元にした端末)が登場した驚きが強かったけど、慶子さんの意外な一面と、今年はまだなかった五友爆破一同のバカンスの二つを見る事が出来て満足の一篇でした。

いつでも自信に溢れている印象の慶子さんが、こんなに自信を喪失してしまうのは、今まで読んだ中(国立国会図書館からの複写取り寄せやヤフオク、ビッダーズを利用して読んだエピソードも含めて)に一度もなかった気がするので、意外に思うと同時に、何かほっとしました(上手く言えないけど、「スーパーウーマンも一人の人間なんだな」というような気持ち)。
そんな彼女を励ましたのが、久々に登場のロクさんとミチさんで、人生の大先輩である二人の言葉には、読者であるこちらも励まされたような気持ちになりました(ちなみに、ここの場面でロクさんが、慶子さんと初めて会った頃の事を語っていたけど、該当エピソードであるレギュラー版第2話「曳き家のロク」では、ロクさんが触れた、慶子さんの「私には発破からロケットまで手配できる」という意味の台詞はないのだが、作中で描かれなかった所で言ったのかな?)。

話は変わりますが、先週予告煽りを読んでからずっと気になっていた五友爆破への思わぬ入金の相手ですが、その正体はダイナメンション・インクでした(入金の詳細は「ストーリー」を参照のこと)。
実は「もしかしたらダイナメンションかな」と考えた事もありましたが、こういった仕事での、会社間の経費等の請求・支払いのシステムを良く理解していなかったので、「ダイナメンション側が、先日の爆破解体で、ゲンさんが独断で使用した特殊爆薬の費用を五友爆破に請求するならともかく、逆はないだろう」と思い込んでいたのでした。

それと少し前から些細な事が気になっているのですが、五友爆破の外観を描いたコマの「朝倉工務店」「五友爆破株式会社」の看板の文字はポップ体のフォントで書かれていますが(今回の「週漫」では本誌45ページ3段目左コマ、53ページ2段目左コマ)、時々その文字が手書きになっていて(今回は43ページ2段目右コマ)、どちらかに統一されていれば気にならないのだけど、混在しているので妙に気になってしまうのです(ゴメンね、変に神経質で)。

今回のエピソードは気に入っているのに感想が短くて恐縮ですが、最後に、冒頭の現場を撮影していたゲンさんが尻餅をついてデジカメを壊してしまう場面で、ちゃんと放り出されたデジカメが地面に落ちて壊れた場面が描かれているのに、何故か一瞬、尻餅をついたゲンさんの尻の下敷きになって壊れたのか、と勘違いしてしまった事を告白します。

それともう一つ、思わぬ入金の最後の使い道として、ようやく今年のゲンさん達の海へのバカンスが実現し(秀美も参加しているが、去年と同じように本来彼女が勤めている会社に有給休暇届を出したのかな?)、鉄太くんが生まれて初めて海を見る事が出来たのが嬉しかったです。
ああ、今回のゲンさんを読んだら、私も海に行きたくなりました(予算がないので無理だけどね。トホホ)。

さて次回は、北海道内の公共工事に眼を向けた五友爆破が、入札に参加するかどうか検討するという内容だそうだ。
公共工事とは相性が悪そうな五友爆破だけど、果たして今回はどうなります事やら。

それでは、次回のゲンさん感想をお楽しみに。

※おまけ※
WILLCOMユーザーでない方の為に、今回のゲンさんに登場した端末のモデルとなったアドエスこと「Advanced/W-ZERO3[es]」の機種紹介ページのリンクを貼っておきます。

シャープ公式サイトより「Advanced/W-ZERO3[es]:シャープ」
http://www.sharp.co.jp/ws/011sh/index.html
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プロフィール

須藤泰昭(すどやん)

Author:須藤泰昭(すどやん)
岐阜県西濃地方在住。
1970年生まれ。
趣味・テレビ番組の録画
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飼い猫の「わく」ちゃんです。
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