2008.03.09.Sun / 11:46 
(タイトルから続いて)
……って、最終話掲載の「コミックチャージ」は先週の火曜に発売されて、しかもその翌日にはコミックスが上下巻同時発売されたのに何を今頃と言われそうですが、「チャージ」(と「週漫」)を買ったのが今日なのですわ。

昨年の春に連載が開始される前は少し不安だったけど、実際に読んでみると作画者の清原なつのさんの絵柄が気に入ったのと、ヒロイン・火田七瀬(ひた ななせ)のテレパス能力の表現が意外に良かったので、毎回楽しみにして読んでいました。

ただ残念なのは、清原さんの描写力の限界なのか(残念ながら清原さんの作品は他に読んだ事がないので比較は出来ないが)、原作小説をそのままネームとして貼り付けたような部分が多かったのと、原作を読んで興味深いと思った心象描写のビジュアル化が物足りなかった事でした。

でも、女性作家らしい原作とは違った解釈(「芝生は緑」のラストシーンで、夫に殴られたのに幸せそうに微笑んでいる市川夫人の心情が理解出来ず嫌悪感を露わにする七瀬など)や、何気ないように見えてドキッとさせる七瀬の表情(「日曜画家」で、画家の息子に振り返りざまに挑み掛けるようにニヤリと微笑む場面など)が所どころに見られたので、やはりトータルとして自分にとって満足の漫画化で、最終話までを読んだ結論として、「やっぱりこの人が『家族八景』を漫画化してくれて良かった」と思いました(原作にないエピローグでの七瀬の変身には驚いたが)。

まだコミックスは買ってませんが(少し前に楽天ブックスで注文しようとしたら上巻しか扱っておらず、Amazon.co.jpでは取り扱い自体なかったし……)、そのうちに上下巻とも買うつもりです。


話は変わるが、最後に「週漫」について少し。

「麻薬取締官マトリ」、長い事互いに想っているのに進展しなかった成瀬と優子が今回の大仕事を前に結ばれたので、「もしかしたらラストが近いのか」と思ったら、やはり今回が最終話でした。

これでこの雑誌で読める作品がまた一つ減ったか……(しかも某作品は単行本34巻が刊行されるのにこの作品は結局未単行本化かぁ)

それでは。


※追記※
上の記事でゲンさん(『解体屋(こわしや)ゲン』)に触れてませんが、感想記事の再開はもう少しお待ち下さい。
その代わり、本サイトのデータベースに第264・265話の作品データを追加しました。


※2008.03.10追記※
あれからブログ検索で他の方の「家族八景」感想を読んでみたら、Amazon.co.jpでも取り扱いが始まった事を知ったので、久し振りにAmazonアソシエイトのリンクを貼ってみました。

家族八景 上巻 (1) (KADOKAWA CHARGE COMICS 16-1)家族八景 上巻 (1) (KADOKAWA CHARGE COMICS 16-1)
(2008/03/05)
筒井 康隆

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家族八景 下巻 (3) (KADOKAWA CHARGE COMICS 16-2)家族八景 下巻 (3) (KADOKAWA CHARGE COMICS 16-2)
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家族八景 (新潮文庫)家族八景 (新潮文庫)
(1975/02)
筒井 康隆

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FC2ブログのマイショップ設定をする時に、
漫画版の著者名を「清原なつの(原作・筒井康隆)」に変更するのを忘れていた……
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須藤泰昭(すどやん)

Author:須藤泰昭(すどやん)
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